2013/06/20

明鏡 my Work in 「after 10 years」

明鏡 2013 


グループ展が終わりました。

台風の接近もあり、なんとも湿気の多い気怠い一週間でしたが
そんな中、足を運んでくれた方々、本当にありがとうございました。

吉祥寺なんていう、晴れてなきゃ散策の価値が7割は減るような街に、
雨の中よくおいでくださいました。

駅から徒歩6分くらいのギャラリーです、なんてちっちゃなウソついてごめんなさいね。
ホントは10分ちょっとかかるのよね。

今回の展示は美術学校卒業十周年という同窓会的なものではありましたが
それこそ作品制作から十年近く遠ざかっていた私にとっては
自分だけの世界観に、ただ自分のためだけにどっぷり浸かった
なんとも幸せな制作期間でした。

自分の快感ポイントをひたすら探し続けるというなんとも自慰的な創作過程の中で
自分が手にしたいもの、表現したいものの形が、朧げながらに見えた気がしました。

華 2013
綺麗とか汚いとか

正しいとか正しく無いとか

そういう二元論的なものを全て包み込んで支配するような圧倒的な力というものが
この世界にはあって

そういうものに少しでも触れていたいという思いが、
何をするにも、
私の動機のようなものになっているのだと
今回あらためて感じることができたように思いました。

さて

次はなにをしましょうかね。

今は 祭りのあと、みたいな
そんな気分です。


After 10 years 2013