2014/05/21

ものずき



うれしいことに、
欲しいといってくれる友人がまたひとりいたので
今度は首輪と手枷をフルセットで作りました。


・・・みんな、モノ好きね・・・笑




イベントでメヘンディ描く時用に欲しいんだよね。
 これからゴシックとかスチパンのイベントにも出るかもやから。」



・・・え・・・!?


あ、そうですか。

拘束用じゃなくて、衣装用なんですね。
別にそれでもいいんですけど、
だけど腕に拘束具つけたままじゃメヘンディなんか描けないじゃん・・・!!


「手枷と手枷の間は自由がきく範囲の長さの鎖で繋ぐということで。」


・・・ですよね。


手首のサイズに合わせて、
今までのとはちょっと形を変えて作りました。



まあ、ほとんど同じだけど。
手首の周囲を大きくしたのでデザインの窪みがふたつあるんです。




手枷と手枷の間は基本、鎖で繋げるようにしましたが、
一応、鎖の先の金具できっちり連結できるようになっています。
このままもう片方の金具を首輪に取り付ければもちろん拘束具として使えるよ。

衣装用に使うのに飽きたら是非、拘束具としても使ってみてね!

とはいってもですが

私が想定するレベルの拘束って、
せいぜい手足とか首とかを固定されて自由に動けなくさせるとか
軽く鎖を引っ張られたりするとか
まあそんな軽いもんなので




くれぐれも吊りとか強い負荷をかけるような遊びはしないでね?


まあ、どうせしないでしょうけど。


「それとさ、マエダさん。革でちょっと欲しいものあるねんけど。」

「え?なに。作れるようなもんなら作るけど。」

「革のハーネス。」


・・・・ハ?


「肩用のベルト付きアーマーみたいなの。
 北斗の拳の肩に付いてるアーマーみたいな感じで私はとらえてるんやけど。
 でも、一応 ハーネスって呼ぶらしいんやけどね。」



・・・ってゆーか、

みんなして「北斗の拳」を引き合いに出すのやめてよ・・・!!
私、読んだこと無いのよ?

あ、でもなんか
「ハーネス」をスチームパンクで検索すると結構色々でてくるね。
なんか、イメージはわかったような。


「てゆーか、ハーネスって、何に使うの?
 ファッションアイテムとはいえど、
 本来の使い道くらいは明確にしておきたいんだけど。
 拘束具ではないんだよね?」

「うーん、ハーネスって聞いて一番最初に思いついたのは大型犬の散歩に使うアレだよね。」

「私は、登山用品を思い出したけど。それか、軍モノとかじゃないの。知らないけど」

「たしかに、銃のホルスターみたいだもんね。」



・・・



「・・・あ!あのね、ハーネスの起源は、馬をコントロールするためのものなんだって!
 おそらくフェティッシュからの派生によりスチームパンク界にもハーネスが取り入れられているようです。ですと。」


「へえ! ってことは、馬に装着するんだよね?
 昔、ボンテージ姿の白人の女の子が馬みたいに繋がれて
 歩かされてるSM系の映像を見たことがあるんだけど、そんな感じかね?」


「そうかもね。コントロールするってとこがね。」


・・・

なんだか、自分でも何を作りたいのかよくわからなくなってきましたが
基本的にセクシャルなものが好きなので
少しでもそこらへんと結びつけられればなんでも楽しめそうな気がしています。

とはいえ、
とりあえずハーネスは置いといて、
次は思いがけず作らせてもらえることになった、
ピンク色の首輪に取り組みたいと思います。







2014/05/05

ファッション的には



その手枷、フツーにアクセサリーとして使いたい。欲しい。」

と、言ってくれた友人がいたので
フツーにアクセサリーとして作ってみました。
まあ、連結金具を無くしただけであとはフツーに手枷なんですが。



この友人、デラクソ手首細くって、
私自身も結構細い方かと思ってたけど
さらにこの友人は1センチも私より手首の周囲が小さい。

出来上がりの手枷はまるで成人の手首が入るとは思えないような
こじんまりしたオモチャみたいな仕上がりになりました。

てゆーか、女性の手首の平均値って何センチくらいなんでしょうね?



「てゆーか、これ一応、オモチャみたいとかアクセサリーって言っても
 あくまで手枷だからさ〜。
 がっちり感をだすためにわざと厚みだして作ってるから着け心地はあまり良く無いよ。
 薄いと、所詮 只の飾りです!みたいな感じでイヤだからさ。
 だから、アクセサリーとはいえ着け心地は拘束具です。
 もちろん拘束具として使ってもらってもOKです。
 そこらへんはよろしくね!」
 



・・・なんて言ってはみたものの、

選んだ革の厚さがまちまちで、この友人に作った分に関しては
意外と全体的に薄めな感じになってしまいました。

まあ いいんだけど、こんな風に出来上がりが安定しない感じが
所詮、素人なのよね・・・。

さて、友人の住む名古屋へ送るために梱包でもするか。



「わー!ありがとうありがとう!
 がっちりしている方が北斗の拳っぽいよ!

 とりあえずこれがあれば、世界が核の炎に包まれても、
 ファッション的には大丈夫ね!!」



ごめん、友人。
世紀末には立ち向かえないかもしれないが、
薄い分、着け心地はまあまあだと思います。