2015/03/21

やらない理由


別にやらないですけどね。

「実際、豊胸手術ってどうなんですかね?」

ちょうど前回のブログを書いた直後に美容整形外科の看護士をしているというお客様がみえたので、聞いてみたんです。

・・・いや、別にやらないですよ、私は。

だけどね、ホラ気になるじゃないですか。
実際、世の中にはパイにシリコンバックとかヒアルロン酸とかいれたりする方々もいるわけでしょ。
図らずとも私もこの歳になって自分のパイが永遠に十代、二十代のままではないと思い知ることになったわけですから、いままでは全くもって理解不能だった豊胸手術をする方々の気持ちに思いを馳せることができるようになったわけです。
イヤそりゃね、全くデメリットがないなら私だってやりたいですよ。
そりゃそうですけどね。

「あ〜〜!やめたほうがいいと思います!あれはやらないほうがいいとおもいます!
 だって、術後、本当にみんな痛くてつらそうだもん!」

・・・あ、将来のメンテナンスがどうとかじゃなくて、痛みなんだ・・・。
ていうか、痛みッて、中にバックとか入れる時に切開した傷の痛みってことでしょ・・・?
それって、傷が治れば痛く無くなるってことでしょ?

「うん、それはそうなんですけど・・だけどとにかく痛そうなんですよ。
 アレ見てたら、私は絶対やりたくないッて思いましたよ。」

そ、そうなのか・・・

偶然にもその数日後に、実際に十年前に豊胸手術を受けたという別の女性にお会いしました。
意外といるもんなんですね、豊胸経験のある方ッて。
私自身は加齢とともにボリュームダウンしてくるお胸にショックを受け豊胸手術に思いを馳せるようになりましたが、このお方はもともと持って産まれたパイが大変小振りだったということです。
現在四十半ばのこのお方、瑞希さんは元SMの女王様で、以前一度縄で身体を拘束された際に、お胸があまりにフラットで縄が引っかからず縛られるのにも難儀したとおもしろおかしく話してくれました。

「私の場合はさ〜、胸にホントにお肉が少なかったから、手術も普通のやり方じゃなかったんだよね。普通はさ、シリコンバックとかを入れる時に胸の脂肪と筋肉の間に入れるらしいんだけど、私は脂肪がほとんどなかったから、肋骨と筋肉をばりばりって引きはがして、その間にバックをいれたんだよね。後で医者にきいたらさ、「あなたのやり方は男性に豊胸手術をする時と同じやり方ですよ」とかいわれてさあ・・・。」

な、なるほど・・・

「参考までに、おっぱい触っていいですかね?」

いいというので触らせて頂きました。
小振りメロンくらいのまあるい綺麗な巨乳です。

・・・あ、意外と自然な女体の感触が。
たしかにハリは強い気もしますが、言ってみりゃこれくらいは理想のハリ具合。

「スゲー!羨ましい・・・!!」

よく、男性陣の意見としていくらパイが綺麗でも作り物だとありがたみが無いとか冷めるとか聞きますけど、実際豊胸って男性目線を意識してやるっていうよりも、自分で自分のお胸が許せるかどうかッてことのような気もするんですよね。
男性のハゲとかカツラとかと同じですよね。
芸能人とかは別として、大体、他人はそんなことどーでもいいんですよ。
本人だけの問題なんです。
だから、ハゲとか整形とかに関しては、それこそ他人が何言ったってそんなのカンケーないんですよね。

・・・つーか、瑞希さんのお胸さわったら、乳首の感触までもが私の手に。

「ああ、だって私、手術してからずっとノーブラだもん。する必要ないからさ。
 ほら、中にバック入ってるからずっとヌーブラしてるようなもんなんだよ。」

・・・そうか。
ブラ嫌いの私にはそれすらも羨ましい・・・。

ていうか、そうそう、聞きたいのはあのことでしたね。

「で、実際、痛いんですか?豊胸手術の後ッて。この間、美容整形の看護士やってる人にきいたんですけど・・・。」

「アア〜〜・・!痛いよ!痛い!私、手術してから、一ヶ月はずっと痛かったもん!もうとにかく首の下が全部痛いの。ちょっとでも動くと痛いの。息するのもしんどいくらい。仕事するのもすごくつらかったわ。会社行って、机に座ったらもう疲れ切って何もできない、みたいな感じだったよ。わたし、もしこの先メンテナンスとかが必要になってももう絶対胸はいじりたくないもん!もう一回あの痛みを味わうくらいならおっぱいとかどーなってもいいし!!いまでもたまに違和感ッていうか、ちょっと痛いこともあるしね。」


そ、そんなにつらいのか・・・!
ま、まあ、そりゃいままでなかったところに無かったものを無理矢理いれて封するわけだから、身体の組織が馴染むまではそりゃつらいわよね・・・。

ムリだわ。

私 ぜったい無理。

よかった、やらない理由ができてなんか安心したわ・・・。


「そうそう、思い出したけど手術の時ってさ、局部麻酔だから意識はちゃんとあるんだけど、脇の下からこう、切るわけじゃん?で、切ったとこから胸の方に器具いれて、私の場合は肋骨と筋肉をバリバリひき剥がして、そこにバックを入れるわけよ。意識があるからさ、痛くはないけどそれが全部感覚でわかるわけ。バリバリ音も聞こえるしさ。・・・も〜〜〜ホントにそれがコワくってさ・・・。やっと右胸が終わって、ちょっとホッとしたのも束の間・・・まだ左胸が残ってるわけで。あれは、ホントに恐ろしかった。今まで私が経験した中で一番のM女プレイだったわ。」


・・・!!!!


ヤメテ!!!


恐ろし過ぎる話は聞かなかったことにします。


私のお胸には利尻富士で充分だというお話でした。













2015/03/03

パイ三景

photo by maeda

残念ながら上の美しいパイは私ではありません。
勿論パイに絵を描いたのは私ですが。

二月の末に大阪にて、友人のメヘンディ描きTARAちゃんとお互いのおっぱいにメヘンディを描き合い、それを写真家の高田一樹さんに写真におさめてもらうという誠に心躍るイベントを遂行いたしました。

まだできあがりの高田さんの写真は頂いていないので、私や衣装で協力してくれたメヘンディ描きちえこさんが撮った写真を今回は貼らして頂きます。

photo by chieko
とにかくまずスタジオが素敵だったのよ。
築百年のちょっと洋館っぽい雰囲気のある和風建築でね。
なにやら昔の写真家の人が建てたものらしいのですが。

まあそんな窓ガラスや床の質感まで美しいスタジオで今回メヘンディを描かせて頂いたわけですが。

すみませんがここからいきなり下世話な話になります。

パイオツメヘンディを企画し友人TARAちゃんに話を持ちかけたのは紛れも無くこの私ですが、企画が現実化していく過程でちょっとした私自身の個人的なプロブレムに気付かざるを得ませんでした。

プロブレムは解決、もしくは解消せねばならないのでとりあえずは友人K子さんに相談。

「というわけで今度TARAちゃんとパイオツメヘンディをやるのですが、私のパイが十年前と比べてなだらかに下降、減量しているという事実は否めないということです。
いや、ここ数年で痩せた上に筋肉落ちたからね。しかも、もともとブラ嫌いだから家では思い切りフリーダムパイだから、それも影響してるのかもね。悪あがきは承知の上で、撮影までの一ヶ月で少しでもなにかできないもんかね?」

「ああ、育乳か・・・。 わたしもさ、この前、着物着る時に和装ブラ着けた状態で肌着着て横から鏡みたらさ、あまりにフラットでびっくりして、この凄まじくフラットな様を誰かに見てもらいたくて思わず写真を撮ったんだよ。ホラ。パイヘナに挑むふたりへのはなむけにこの写真を送るよ。」


・・・え。笑
ありがとう・・・。

・・・ほう。たしかにフラット・・・。笑
だけど、和装ブラは仕方ないよね。
あれ、胸を潰して平にするためのもんだし。

「うん、たしかに、和装ブラしてないともう少しあるよ。ユニクロのブラトップするともっと大きくなるけどな!」

ああ、すごいね、ユニクロブラトップ。
私あれ苦しくてちょっと苦手だけど。

「ていうか和装ブラしてると、ホント障害物無しの平原だよね・・。
 とると一応、鳥取砂丘くらいにはなるんだけどな・・・。」

そうか、とりあえず頂はできるのか。

「つーか、私のパイなんてブラしてるとDカップだけど、フリーダムだとBくらいに見えるよ。すごくない?この差。」

「なに、そのマジック!!」

いや、ホントにブラってすごいよ。マジックだよ。
整形の域だよね、特に日本製ワコール。
昔は憧れもあって海外ブランドの下着とか買ってたけど、やっぱり日本人には日本人の体型を研究し尽くした日本の会社のブラが一番なんだよ。
すっごいしっくりくるもん。
形が綺麗で上がるのに苦しく無いの。


「ユニクロのブラトップ着けると、多摩丘陵くらいにはなるよ。」

「え・・・。私はノーブラだとこんなもんなんだけど」

ノーブラの私の胸部の写真をK子さんにご覧いただきました。

「なんつーか、ゆるやかな山脈ぐらいの・・・なんかいまさらなんだけどこれでちゃんとパイオツメヘンディできるか心配になってきたよ。」

いや、この事実に気付いたのがパイヘナ企画した後でよかったよ。
企画する前だったら衝撃で二の足踏んだわ。

「・・・大丈夫よ、大丈夫!!緩やかに広がる裾野は、まさに日本の山そのもの!
これこそ大和風景!言うなれば利尻富士!日本の原風景よ!きっとメヘンディで雅なパイ山になることでしょう!」

た、たしかに私のパイはシルエットが和風だわ・・・!!

「K子のパイは濃尾平野、マエダナツコのパイは利尻富士(日本の原風景)、TARAてぃんはマッターホルン(海外)、か・・・。」


マッターホルンのおかげで素敵なパイメヘンディが描きあがったということです。