2015/07/15

魅惑

photo:maeda natsuko

☝☝☝女性です。

素敵過ぎて胸がギュンとしてしまいました。

たまらん。
なんてセクシー!

「最近、なーんもしてないからさ!
 ダルンダルンで全然お役立ちボディじゃないんだけど、いいのかしら!?」

・・・とかなんとか打ち合わせ段階ではのたまっておいででしたが、
さすが身体使ってるお仕事なだけあってお見事でした。

できたらなにか、写真撮影に使えそうなアクセサリーや衣装等をご持参いただければ、
と伝えたら、帽子やジーンズを持って来てくれるあたり
センスいいなあ。

こんなカッコいい彼女は特にトランスジェンダーとかそういうのではないですが
外見的にしっかりした骨格や筋肉質な身体が醸し出す男性的なかっこよさと
それとは裏腹に鈴を転がすような美しい涼やかな声がなんとも魅惑的な彼女。



私はとにかくセクシーなものが大好きなのですが、
セクシーとはいっても別に女っぽいとか男っぽいとか
そういうものが好きなわけではなくて

むしろそんな女性性や男性性が混在しているさまに、
もしくはそういう二元的なものを超える存在であるかのように
なにかがそこに存在しているさまに、
胸の内側を掻きむしられるような恍惚を感じるのです。

だから精神的にも肉体的にも
そういう二元的な要素がひとつの器にキッチリ統合されてる様を垣間みるのは、
たまらなく快感。

「男でも女でもないもの」ではなくて、
「男でも女でもあるもの」。

なんかそれって世界の完成形。

まるで神様みたいじゃない。













2015/07/07

羽根

photo: maeda natsuko

裸は恥ずかしい、とか
女性の身体が猥褻だとか

ヌードメヘンディの撮影に協力してくれているモデルさんたちの
美しいまでに潔い脱ぎっぷりを見ていると、
一体、そんなことどこで誰が決めたんだろうと思う。

きっと大多数の女の人たちは皆、
自分の女としての肉体に誇りを持っているし
それを賛美されたいと思っているし
その身体を讃えられるために産まれてきている。

と、私は産まれた時からそう当然のように思い込んでいる。

私が女の身体が好きな理由も、
結局は自分が女だからで、
自分の身体を愛しているから、という
きっと単なるナルシズムに過ぎないんだろうな。

***

今回のヌードメヘンディのモデルさんは
パワー系のヨガをやっている方だったので、
身体のラインが樹の幹のように強く美しかった。

エレガントとか可愛らしさとかいうよりも
少し、動物のような有機的な要素を入れたかったので
羽根のモチーフとかを入れてみたのだけれど
ああ、牛の角とかそういう強い形も入れれば良かった・・・
と、ちょっと後悔。

ヌードメヘンディの時は予めモデルさんのイメージに合わせて
下絵を描いておくのだけれど
実際撮影まで終わってみた後で、
・・・ああ、もっとあそこのデザインああすれば良かった!
と悔やむことも多いのよね・・。

だけど、そんな後悔も含めて、
描いて撮って数時間で完成して終わる作品ッていうのは
それはそれでやはりおもしろいものです。