2014/09/14

八月


今年の夏の微妙なメヘンディブームのおかげで忙しくしてたんで
ちょっと忘れていましたが

初台で拘束具を展示販売してたんですよ!
今更ですが、わざわざ初台まで見に来てくださった方、購入してくれたお客様、
着けるだけ着けて散々遊んで行ったけど結局買ってはくれなかった方々まで、
とにかくありがとうございました。

すごい売れたわけじゃなかったんですけど、
ちょっと私的に手応えがあったので来月の大阪の「三隣亡」にもまた出す予定です。

「押しの強い外観のわりにしっとりした着け心地がお気に入りです。」

購入してくださった方から頂戴したとてもうれしかったお言葉。
そうでしょう、そうでしょう。
ソフトな肌触りはちょっとこだわったんです。

初台での展示とはまた別の話なんですけど
このあいだ久しぶりのSMの方々との集いに参加させて頂いた時に
この拘束具を持って遊びに行ったのですが、
ひとりの男性が大変この首輪と手枷を気にいってくれたんですよね。

「すごくいいですね、これ。デザインがとても素敵です。
 ちゃんと、手枷に腕くるぶしの逃げ場まであるし。
 ちょっと、つけてみていいですか?」

「はい、いいですよ、どうぞ。」

・・・あ、自分がつけるのね。
そういえば、この人はSだけどMなんでしたっけね。
日本人なら誰でも知ってるようなでっかい出版社の偉い人なこの彼は、
神秘系とか生物系とかとにかく色々幅広い興味と知識をお持ちの方で
そんな彼ならSでもMでもなんでもOKだろうなって
まあ、そんな感じのする方なんですけどね。
とりあえず、両手に手枷を装着してみました。

「あ、着け心地もいいですねえ。なんか、Mのスイッチがはいりますね。
・・・この両手を、頭の上にあげるような感じで後ろ手に拘束できますかね?」

え?できるっちゃできますが

「鎖の金具を、ベルトの後ろに引っ掛ける感じでいいですか?」

「ああ それで、いいです。そうやってください。」

「腕、痛く無いですか。」

「いや、ちょっとくらい痛くないと意味ないでしょう。」

そりゃそうですが、いっときますけどコレ、
ベルトに金具を固定したら自分じゃ調整も取り外しもできませんからね。

・・・そんな感じでしばらく試着させてあげてたんですけど

その人ったらそのまま脇見せのポーズで腕を頭の後ろに組んで
私の手枷に拘束されたまま、
20分くらいず〜っとそのまま椅子に座ったままなんですよね。
たまに腕を左右に動かしてカシャカシャやってるんですけど
基本じーっと目をつぶってなんの妄想をしてるんだかは知りませんが

味わってるんでしょうかね。
マエダ印の手枷の、しっとりとした拘束感を。


・・・


・・・てゆーかそろそろ試着の領域越えてる気がするんで、
そのまま着けてるんならソレ、買い取ってもらえます?
ホラ、皮脂とか汗とか付いちゃうと売れなくなっちゃうんで。


って、しっとり妄想にふけりながら拘束感を味わい中の彼に
声をかけたら、とりあえずはずして返してくれました。


・・・っていうか、あんなに気に入ってたっぽいのに返すんだ・・笑

って同席していた緊縛師の加賀さんに言ってみたら、

「ああ、そりゃ、買って帰ったって家族のいる家には持って帰れないだろうしな。
 しかたないよ。」


あ、そうか。
そりゃそうだね。


それにしても、手枷に関して言えば予想外にも
興味を持ったり買ってくれるひとのほとんどが男性で、しかも自分用としてなので
とりあえず試しに次回の大阪の展示には男性サイズのちょっと大きめのヤツも
置いてみる事にしました。

一番人気だった二連金具の手枷の金具が茶色版も作ってみました。

実用的には一連が使いやすくていいと思うんですが
ごつい方が視覚的にはそそるみたいね。