2014/03/23

牝猫




ナツコ、おまえまだ革いじりやってんのか。アレ、作れないかな。」

SMの調教師の加賀さんに言われました。

実はまだ地味〜に続けてるんですよ。
レザークラフトもSMも。

「やってるよ、なにをつくるの?」

「拘束具。」

・・・はあ、それはまたおもしろそうな。

「どんな」

「首輪と、手錠っていうか腕を拘束するやつ。
 首輪と手錠の両方に取り外しができる金具かなんかつけて、
 首輪と腕は鎖でこう、繋ぐ感じで。」

・・・まず腕同士が金具で手錠状に拘束できて、そのうえで首とも鎖で繋げる感じですか。

「首から腕にかけての鎖の長さは?」

「拘束された状態で、自分で自分の局部を隠せないくらいの、長さだな。」

はあ〜〜ん・・・

たしかに、似たようなのは既製品でも売ってるけど、ホントにオモチャっぽいやつか、
逆にSM革マニアみたいな人がこだわってキッチリ硬い革でデコラティブに作りこんだやつか、
売ってるのはそんなもんだもんね。
キッチリマニアックに作り込んだやつはたしかに見た目はかっこいいんだけど、
着けると硬くて邪魔なんだよな。
あんなの首に着けた状態で寝っころがったりしたら首つらくないんかな。
まあ、拘束具だから仕方ないんだけど。

「私がつくるなら、柔らかめの革で取り外しも楽なように機能的に作るよ。」

私、SMファッション的な装飾とかってナルシズム的であんまり好きじゃないし。
取り外しも自分でできちゃうくらい簡単にしちゃう。

「前におまえが作ったアイマスク、よかったよな。あんな感じでいいだろ。」

実は去年、アイマスクもつくったんですよね。
それこそアダルトグッズ的なアイマスクでカッコいいのって既製品では皆無なんですよ。
大体、背面ゴムだし柄も変だし、でかいし。
黒い革のハギレをできるだけ目の部分にフィットするようにカットして少し伸ばして、
両サイドに取り外しができるホックをつけて、マエダ愛用のアイマスクに仕上がりました。

別にこういうもん作るためにレザークラフト始めたわけじゃないんですが(笑)

財布とか作ってるより楽しいんですよね。
これこそが完成形だ!みたいなお手本があまり無い分、自由に作れるからかな。
イヤもしかしたらあるのかもしれないけど。

「鎖とか金具が取り外して椅子とか他のところに掛けられるといいな。
 牝犬みたいな感じでな、ハハ!」

「牝犬か〜〜。私の趣味じゃないんだよな。
 牝猫ちゃんならいいよ、作ってあげるよ。」

「おお、いいよ、じゃあ牝猫プレイだ。」


そんなわけで作りました。

ああん やっぱり楽しいね、作るの。
丸一日集中して作ったよ。

まあ、所詮、素人作りなんで作りはシンプルというか単純だし、
別にいい革も使ってないし、
人様に自慢できるようなもんじゃないけどね〜。
だけど、首輪と手錠の綺麗にみえる革幅と装着感にはこだわったから、
使い勝手はいいはずなんだが。


あ、牝猫ちゃんぽく首輪に鈴つけようかな。


「ねえ、加賀さん、首輪に鈴つけようかな。」

「う〜ん。鈴は音がうるさいから、やめとけ。」


・・・って、言われたけど、勝手に鈴をつけちゃいました。
鈴が無かったので、バリで買ったシルバーのガムランボールにしましたけど。

犬ではなく牝猫は、
飼い主の言いつけはとりあえず聞くけど、
結局は自分の好きなようにしかできないのよね。


にゃあ。