2012/03/18

かたちあるもの


少し、自分の部屋の模様替えをしました。


仕事部屋とは違って自分の部屋というのは、
とにかくまず合理的に使いやすくなければというのがあるので、意外と作り込みにくいんです。


だって、化粧水とかハサミとかエアコンのリモコンとか充電器とか、
ホントは視覚的に邪魔だけど出しておかないと不便だし。
そこらへんの兼ね合いがいつも悩むところ。




でもまあ、いつも思うのですが、
基本的に部屋のどこか一部分でもきちんと空間を作って好きなものを飾ると、
それだけで気持ちがいいですよね。
自分が作業するためにものを色々置くスペースと、飾るスペースをきちっとわけると、
それだけで空間が気持ちが良くなる気がします。




この椅子は昔付き合っていた男の人に作ってもらったものですが、
見た目が綺麗というだけじゃなく、ものを飾ったり、座ったり、作業台にしたり、
何かと使い勝手が良くて、今更感動してます。
継ぎ目も飾りも一切無いシンプルな椅子ですが、
綺麗、というのは単純に装飾や飾ることじゃないんですよね。
そのものがそこに存在する意味を形として彫り起こそうと思ったらこんなシンプルな、綺麗な形だった、
それだけの事なんだと思います。






昔、拾ってきたマツボックリ。
ベネチアングラス。京都の骨董品屋さんで買った花のかんざし。
学生時代の木版の版木(笑)




これも頂いたお椀。すっごいかっこいいですよね。
赤と銀色!! 痺れます。
しかしどこに飾るべきかいつも迷うんです・・・。
なんとなくで枕元の飾り棚に置いちゃったりすると、なんか神棚っぽくなっちゃったりね・・。
まあ、それこそホントは使えばいいんですけどね。


部屋を作りながら思ったのですが、
私の部屋にある大事にしているものは全部、歴代の愛した男たちとの思い出の品!!
石ころひとつから木の実から、ウズベキスタンの布一枚、貴金属、
大事に磨いて使ってる死ぬほどカッコいいちゃぶ台まで、
いままでの自分が愛してきた人生に囲まれてるんだなあ、と、しみじみ。


しあわせだなあ、私。


「もの」の大事さって、こういうときに身に染みるよね。


形の無いものに手を触れたくなる、そんなときに。