2012/02/18

白御飯


帰国してから二週間も経つのに、いまだに舌が日本のゴハンに慣れません。


バリのゴハンは本当に美味しいんですよ。


白米自体も美味しいのですが、それ以上に徹底的に料理が白米に合う味付けになっているんです。
何食べても、白ゴハンに合うんですよ。
ちょっと強めのビシっと勢いのある味付けも、
ココナッツの香りのちょっと甘めのやさしい味も、とにかく何でも白ゴハンに合うんです。


マエダは普段、三食きっちり白ゴハンを食べる事は稀なのですが、
バリでは普通に普段の二倍くらいの量の白ゴハンを毎食食べていました。
バリ特有の色んな匂いと味の入り交じった強いバリゴハンの味が、
未だにマエダの舌を支配してやみません。




・・・もっと 強い味の ゴハンが食べたい!!




と、洗練された淡い日本食の味を忘れた舌が叫びます。


というわけで、今日はこんなものを買って帰ってきました。




崎陽軒のシウマイ弁当。


以前、妊婦の友人がつわりの時期に
「アマジョッぱいアイツが食べたい!」と買い求めたという、このシウマイ弁当。
アマジョッぱい、というのはこの中の筍煮のことらしいのですが、
その友人が口にした、「それにしてもなぜこんなにゴハンが進む味付けなのか・・・」
というくだりが忘れられず、今回マエダ初の購入に至ったわけで。


ムム。このおべんとう・・・。


なかなか いけます。


もともと崎陽軒のシュウマイに全く興味のなかった私ですが、
シュウマイはもとより、このおかずのセレクトがなんともストイックでいいですね。
好感度が高いです。マエダ的に。
だって、残したくなるものがないじゃないですか。
余計なものが無いんですよ。
これが最低限かつベストのおかずセレクトなんです。
この真ん中のアンズはいらないと言う人もたまにいるらしいですが、




いりますよ!!




この甘酸っぱさがないと、なんだか締まらないじゃないですか。
このアマジョッぱいおかずを食べたあとに違和感無く食べられるちょっと甘い味、
って考えると、このアンズ以外には考えられないと思うんです。


それにしても、こういうゴハンが進むおかずというのは、
白ゴハンとの配分を常に計りながら食べるという無邪気な楽しみがあるのがまた嬉しい。
なぜだかそれが無性に楽しい。


この「アマジョッぱいアイツが食べたい」と言った妊婦の友人は、
スピリチュアルカウンセラーという普通の人には眼に見えない存在から
メッセージを受け取り伝えるという仕事をしているのですが、
うどんなど麺類を食べている時に無心の極みで瞑想状態になり、
その時にメッセージを受け取るということがままあるらしいです。
勿論お客さんの前でうどん食べてるわけじゃないですけど。


今回、マエダがこのシュウマイ弁当で白ゴハンとおかずの配分を考えながら食べている状態も、
この「無心」状態と近からずも遠からずと私はみました。
無邪気なもんです。


配分に関しては私、このアマジョッぱい筍煮と左上の昆布と紅生姜でゴハン半分くらいいけました。
グリンピースがシュウマイの肉の中に埋まっているというフェイントは青豆嫌いの私には泣けましたが、
一見 無意味に思えるこのピンクのかまぼこもいい箸休めです。
さすが老舗、崎陽軒。
いい歳の取り方してるねえ。


たまにはこんなゴハンもいいもんだね。