2011/12/13

癒し


昨日は久々に、愚痴りたい気分になりました。

愚痴りたい原因は、英会話の勉強が思うように進まないからです・・・。

海外旅行から帰って来るたびに思い出したように英会話の勉強を始めるマエダですが
これがどうにも私の望むペースで進まないってことなんですね。

もともと私は理屈っぽいというか、
言葉というものに支配されている部分が人より強い気がするので、
そういう人間が英会話の勉強のために頭のスイッチを日本語オフに切り替えるということ自体が、
そりゃもう、かなりのストレスなんですよ。

考えるな、って言われてんのと一緒なんです。

だって思考なんて言葉が無ければできないんですから。

だったら英語で考えればいいじゃんって思うでしょ?


つーかそんなことができるなら、わざわざ英語の勉強してないっつーの!!


・・・まあそれはそうだけど、
それでもできないって言ってないで頑張ってやらなきゃできるようにならないよ、
・・・というのが、普通は真っ当な正論ですよね。



でもさー


そんなことは私だってわかってるんだよー!!!


わかってるけどできないから今こうしてイライラしてんじゃーん!!


だってできないんだもん!!


しょーがないじゃん!!!





・・・って昨日は私、そんなかんじだったんです。

自分の頭の中でね。

そして

ああ、そうか。

これを 人にいうと「愚痴」というものになるんですね。
なんてことをぼんやり考えてしまいました。


私がマッサージの仕事をしてきたこの5年間で得意になった事のひとつに、
「人の愚痴を聞く」というのが、あるんです。

ちまたでは人間ができた人ほど
「人の愚痴は、まあできるだけ聞きたくは無い、それこそ自分の愚痴なんて、人に言うもんじゃない。」

・・と思っている人が多い気がするのですが、

意外と、コツを掴むと人の愚痴を聞くのってある程度なら楽しいもんなんですよ。

愚痴りたい気分の人って、
大体の場合、フラストレーションの吐け口として、愚痴るんですよね。

ただ聞いて欲しいだけなんです。

相談しているわけじゃ、決して、無いんです。

解決策なんか、別に提示して欲しくないんです。

本当にただ、自分の鬱積した不快感を、言葉にして喋りたいだけなんです。

はっきり言って、聞く方としちゃかなりめんどくさいですよね。
人の不満を聞くだけなんて、別に楽しくも何ともないし、
場合によっては自分まで不快な気分になったりするし。

しかも、愚痴る人って別に解決策を欲してるわけじゃないから、
たとえば聞いてる側が親身になって、
「そんなにそれが嫌なら、こうすればいいじゃないですか」
みたいな解決策を提示したところで、愚痴りたい人にとっては鬱陶しいだけなんですよね。
前向きなエネルギーを保てない時に、愚痴るわけですから。

そんなことわかってんだよ・・
わかってるけど、できないんだよ!

みたいなかんじですかね?

ますます、愚痴を聞く方としては、聞き甲斐が無くなりますよね。
自分が愚痴りたい今だから言える事ではありますが、
愚痴りたい時って、ただ単純に、

「うん、そうか、そうなのか」

という、相づちが欲しいだけなんだよね〜〜。
別に、わかってくれなくてもいいんですよ。
わかってくれたら嬉しいけど。

で、「そうか、そうなのか」の後に、
「たしかに、それって、そうだよね〜。大変だよね〜〜。」
みたいな、同意を示す言葉があれば、なお GOOD!!

別に、一緒に悩んでくれなくていいんです。
てゆーか、一緒に悩まれたらそれはそれで鬱陶しいし。
自分が喋りたいだけ、喋れれば、それでOK!!

みたいな感じで、

愚痴るヤツなんて、往々にして自分勝手なんですよ。

で、自分勝手に愚痴る自分を受け入れてもらえる事が、ちょっとだけ嬉しいんです。

不平不満を吐き出すだけ吐き出しちゃうと、
意外と人間って気持ちが平になっちゃうもんなんですよね。
状況は何も変わってなくてもね。

人の愚痴をまあさして苦もなく聞けるようになる術を身につけると、
他にも、「おばあちゃん、その話、もう5回目だよ」
みたいな年寄りの昔話や、中高年のオジ様たちの「俺の語り」に対しても、
意外と余裕を持って耳を傾けられるようになります。

「人に話す」

と いうのは、それ自体が一種のヒーリングのようなもの。

マッサージの仕事をしていたことで得たものは、
意外とマッサージ自体の技術よりも、そういうことだったような気がします。

それにしても、

「愚痴」

って、この漢字・・・ちょっとひどいですよね?

漢和辞典で調べてみたら、
「愚かで知恵が足らない」って 意味ですって。

全然 関係ないのですが、

私がなぜか好きな言葉に「愚の骨頂」というのがあります。

これ、英語だとなんていうんですかね?