2011/06/01

100,000


「ある日、人類は 新しい火を 発見した。


 その火は 強力すぎて 消すことができなかった。」




このドキュメンタリー映画は、原子力発電所から出た放射性廃棄物を捨てる
フィンランドの地下施設の話です。


現在、この放射性廃棄物を貯蔵しておく「最終処理場」があるのは
世界でフィンランドの一国のみです。




放射性廃棄物が生命にとって無害になるのにかかる年月はおよそ10万年。
このフィンランドの地下処理場は、その10万年後の安全を模索しつつ、
建設されているそうです。完成は100年後の22世紀。




え?ていうか 人類ってあと10万年後も存在してるのかな?
多分 存在してないですよね?
耐用年数が10万年っていう機械や設備もいまいち想像できないし、
ネアンデルタール人が生きてた頃がおよそ1万年前らしいから、
今の私たちが10万年後を想像するって、どんな感じなんだろう?




そんな感じで、ちょっと興味をひかれて
渋谷のアップリンクまで観にいってきました。


原発の問題には、常に「賛成」か「反対」か?の話題がつきまとう現在。
この「賛成か反対か」の問題をあえて切り離して、
今現在、そこにある放射性廃棄物の処理方法を模索して行かなければ
将来の世代に害を与えることになる、とこのドキュメンタリーは警告します。




でも・・私、そういうことについてここで筆を取れるくらい
知識も意見も持ち合わせてるわけではないので、
正直にこの映画の感想を書かせて頂くと、




「10万年って・・・一体どのくらい??」




って ことでしょうか?


だって、大雑把に言って人間の寿命が100年としても
その1000人分ですよ。


ネットで調べたので情報の正確さはわからないですけど、


人類の誕生年代を「ヒトと最も近縁な別の種との進化上の分岐年代」と捉えると
人類の誕生はおよそ500万年前〜1500万年の間とされているそうです。


現在見つかっている最古のヒト系列の化石は300万〜400万年前の猿人のもの。


現代人とネアンデルタール人が進化上、分岐したのはちょっと新しくて数十万年前。


我々、新人の祖先が長年とどまっていたアフリカ大陸から
拡散を開始したのは10万年前。
その頃から中近東に遺跡を残していたらしい・・。


あれ?


そういえば恐竜って、いつぐらいの生き物だっけ?


と 思ってまた探してみたら


なんと


「6550万年前まで」


だって!!


なんかもうよくわからないよ〜〜


私まだ 30歳だし!


でも 少なくとも人類が誕生したのが数百万年前だとするならば
もしかしたらなんとか地球の機嫌をとりつつ、数万年くらいはまた
人類も生き続けられるのかもしれないね・・
退化という名の進化をしたりしてね。


人類も 他の地球上の生物と同じく地球が育むバランスの中で
誕生したり絶滅したりするんだろうけど、
そのバランスを崩壊させる原因が もしかしたら
この人間が発見した「新しい火」かもしれないっていうのは、


あ〜


キュリー夫人もびっくりだろね・・・


発見した時は 世紀の大発見だったろうにねえ。
申し訳ないというかなんというか。


映画の最後のナレーションから一部。


「なにも 感じない。
 なにも におわない。


 透明の光が君を 刺す。


 それは 宇宙の力をあつめて つくった


 人類最後の、光だ。」